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関税定率法

【読み方】
かんぜいていりつほう
【英 語】
Customs Tariff Act

関税定率法(Customs Tariff Act)とは、関税の課税物件、税率、課税標準、減免その他関税制度について定めた法律である(1910年公布、1911年施行)。関税法と並んで関税制度の柱となる法律。

日本の関税は次の2つによって決められている、1つは、日本独自の関税設定基準である「国定税率」。もう1つはWTO加盟国間の取り決めに基づき、これ以上引き上げてはならないという「協定税率」である。

関税定率法は国定税率を規定している法律であり、課税物件、課税標準、税率、免税の4つの規定によって構成されている。