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仲介貿易

【読み方】
ちゅうかいぼうえき
【英 語】
Intermediate Trade

仲介貿易(Intermediate Trade)とは、外国間の貿易を売買契約の当事者として仲介するだけの貿易のことである。

例えば、日本企業が外国間に立って、契約の当事者あるいは仲介者となって、外国製品を日本以外の第三国や製品生産国自体に売買する貿易取引のこと。
この際、日本企業は発生する差額を手数料として入手する。

仲介貿易は、外国為替及び外国貿易法(以下、「外為法」)第25条第1項第2号において「外国相互間の貨物の移動を伴う貨物の売買に関する取引」と定義さ れている。このように法律用語では「仲介貿易」が使われるが、通常の国際ビジネスでは「三国間貿易」という言い方もされている。