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税関手続申請システム

【読み方】
ぜいかんてつづきしんせいしすてむ
【英 語】
Customs Procedure Entry System
【略 語】
CuPES

税関手続申請システム(Customs Procedure Entry System|CuPES)とは、税関関連の申請・届出などを電子的に行うためのシステムのことをいう。「CuPES(カペス)」と呼ばれることも多い。

CuPESは、「大蔵省申請・届出等手続の電子化推進アクション・プラン」に基づき開発され、2003年3月から稼働を開始している。

対象となる手続きは、通関情報処理システム(NACCS)が対象としているもの以外の税関関連の手続きと、輸出入の申告などの際に提出するインボイス(仕入書)関連の手続きとなっている(2005年4月1日時点で536の手続きが対象)。

CuPESの利用にあたっては、税関官署で利用者登録を行い、専用ソフトを交付してもらう必要がある。

登録が完了すれば、インターネットやNACCS専用回線を使って電子申請を行うことができる。

また、手続きによっては、マルチペイメントネットワークを利用した税金・手数料などの電子納付が行える。