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Underwriter

【読み方】
アンダーライター
【日本語】
アンダーライター

Underwriter(アンダーライター)とは、アンダーライターとは経済学用語の一つ。

有価証券の発行に際して、発行者から自己の危険負担で引き受け、投資家に販売をする者。証券引受業者。
保険者の委任を受け、保険の引受けをする者。保険引受人。

証券用語として、日本国内でこの用語を用いる際は、引受シンジケート団又はその構成員を指し、有価証券の発行者もしくは所有者から当該有価証券の全部もしくは一部を売出し の目的をもって取得する者、又は有価証券の募集もしくは売出しに際して当該有価証券の全部もしくは一部につき他にこれを取得する者がない場合にその残部を 発行者もしくは所有者から取得する契約をする者を意味する。

保険用語として用いる場合、個人・法人顧客と新たな契約を締結する際に、契約内容や保険金額が妥当であるかどうかを査定する職種のことを指す。保険引受人ともいう。
業務内容の詳細は企業によって異なるが、保険料率の決定、契約・引受規定の作成、リスク分析による引受条件等の決定、各種統計・保険収支の分析、引受リスクの管理、募集文書の検証、各種帳票書類の作成、再保険等、その業務は広範囲に及ぶ。

また、英国ロイズ保険組合の組織を構成する会員の種別の一つでもある。
保険証書の下に署名することからアンダーライターと呼ばれるようになった。アンダーライターが負うのは無限責任である。ロイズは自治組織であり、ロイズ保険組合自体が保険引受業務を行なわない。つまり、一般的な保険会社の場合、保険会社は「保険者」であり、「保険契約者」と契約をして保険料を集め、事故が起こった場合に被保険者に保険金を支払う。しかし、ロイズはアンダーライターが実際の保険を引き受けるという点で通常の保険会社と異なる。ロイズは取引の場と保険引受業務に関する事務処理のサービスを会員に提供している。